ヘアメイクアーティストは、将来的に独立やフリーとして働くことも夢ではありません。
下積みの経験を経て現場で数年プロとして活躍し、その後実力と人脈、そしてあらゆる準備を経て自身のサロンを経営したり、フリーランスとして世界中を飛び回り活躍している方も大勢います。
特に女性の場合は結婚し子どもを育てた後でも、手に職を持ってさえいれば何歳からでも自分自身で仕事を開始することもできます。
独立・フリーを成功させるためには
ヘアメイクの技術や知識を持ちある程度実力に自信がついてきたら、誰しも将来は独立やフリーに憧れるものです。
自宅の一室をサロンにした場合などは自分のペースでのんびりと仕事を続けることもできますし、以前から夢だった空間を構え大々的に経営を行う事もできます。
当然、成果を出せばその分収入面は格段にアップするでしょう。
自分のやりたいと思っていることを存分に楽しめる独立やフリーはこの上ない楽しみを実感できるはずです。
しかし、ここで注意してほしいのがヘアメイクアーティストとして独立、フリーになった人が必ずしも成功するとは限らないということです。
成功している人は本当に僅かで、ほとんどの方が失敗しているという現実もあります。
その理由としては独立やフリーになる前の万全の準備ができていなかったり、タイミングが悪いなど必ず失敗する要因はあります。
また自分では確かな腕があると思っていも、実は思い込みだったというケースも少なくありません。
独立やフリーとして活躍してもいいタイミングなのか、それに向かうための準備は万全なのかをしっかりと把握する必要があります。
独立・フリーまでのステップ1・専門学校へ通う
特別な資格が必要なく、知識と技術力さえあれば誰でもヘアメイクアーティストになれます。
そのため独学からすぐに自分のサロンを出そうと考えている人もいますが、あまりおすすめできません。
独学にはスクールに通う場合とは、大きく異なる点があります。
それは自分以外の人に実力を評価される機会がなく、どのくらいのレベルなのかが分からないということです。
自分では確かな腕を持っていると自身をつけていても、それが独立やフリーとして活躍できるほどの高いレベルなのかを判断することが非常に難しいのです。
レベルが低いままで独立をしても、数年いや数ヶ月足らずで仕事が失敗に終わることでしょう。
確実に高いレベルのスキルを磨きたいならば、専門学校に通うことをおすすめします。
独立・フリーまでのステップ2・資格を取得しよう
ヘアメイクアーティストにこれといった資格は必要ありませんが、独立やフリーを目指すからには書面で確認できるだけの資格は必要です。
またヘアアレンジやスタイリングだけでなく、髪の毛をカットしたりパーマする技術も最低限必要といわれていますので、国家資格である美容師免許の取得もあった方が良いでしょう。
資格が無い事で信頼感などが足りないと思われることがあっても、資格があって困る事はありません。ですので、出来るだけ資格はあった方が良いと考えておきましょう。
独立・フリーまでのステップ3・人脈を広げよう
人を相手にする職業となりますので、多くのお客さんを引き寄せる為にも、あなたの名前を幅広く知ってもらう必要があります。
独立やフリーで成功するには幅広い人脈も重要です。
異業種の方との交流を深めておけば、いろいろな仕事の依頼が舞い込むはずです。
そのためにも下積みの時期から就職先での勤務態度、性格、立ち振る舞いに十分注意し、多くの方にスキルだけでなく人格も高く評価されるよう努力しなければいけません。
ヘアメイクアーティストの仕事と資格に興味がある方
- どんな勉強をすれば良いの?
- ヘアメイクアーティストの資格について知りたい!
- とりあえずヘアメイクの世界に触れてみたい!
そう、お考えのあなたならこちらの記事が役に立ちます。